アミ点が不均一なデータ原稿を出力した場合に出る、制作者が意図しない模様をモアレと言います。 わかりやすい例として、アナログ原稿にトーンの重ね貼りをした場合にその現象を顕著に見ることができます。 この現象が発生すると、データ上では意図しなかった著しく見栄えの悪い印刷になる場合がございます。 できる限りモアレを防ぐために、モアレとはどのような現象か、発生原因、対策をご紹介いたします。

※アミ点
トーンをPhotoshopのズームツールなどで拡大してください。
点の集合体になっているのが確認できます。これをアミ点と呼びます。

モアレとは

オフセット印刷は大きく分けると、印刷しない部分(白)、線、ベタ、アミ点(トーン)に分けることができます。
このうち、アミ点の部分(トーン)をデータ出力する際、模様になってしまう現象をモアレと呼びます。

弊社ではモアレが発生してしまうデータの修正はできません。
モアレが起こらないデータを作成して、ご入稿をお願いいたします。

モアレが発生したトーン

モアレの発生原因

モアレが発生する原因は主に以下の3つのパターンがあります。

  • データの拡大・縮小
    一度トーンを貼ったデータを回転させたり、拡大縮小したりしますと、アミ点の角度が変わることにより、アンチエイリアスがかかります。また、解像度の変更を行う際も同様です。アンチエイリアスがかかることによって、アミ点のまわりがグレーになってしまい、モアレを引き起こす原因になります。
  • トーンを重ね貼りする
    アナログ原稿の場合と同様に、違う模様のトーンを二つ重ね合わせると、不均一なアミ点になり、モアレを起こします。
  • グレースケールのベタの上にトーンを貼る
    PCのモニターで見る限りは全く問題ないように見えますが、上記のトーンの重ね貼りと同じ現象が起きます。
アミ点が正常なトーン モアレが発生したトーン

モアレに対処したデータの作り方

以下のことに注意してデータを作成してください。

  • 原寸で作成する
    仕上がりがB5のものはB5で、仕上がりがA5のものはA5で作成してください。配置する画像も同様です。
  • 拡大や縮小をしない
    解像度の変更や拡大縮小、画像の回転を行うと、アミ点の角度が変化したりアンチエイリアスがかかるのでトーンを貼ったあとにその部分の加工をしないようにしてください。
  • トーンを貼った原稿をスキャンしない
    トーンを貼ったアナログ原稿を直接スキャンしてデータ原稿化すると、モアレになる場合が多く見られます。トーンまで貼り終わった原稿はそのままアナログ原稿として入稿するか、トーンを貼る前にスキャンして、トーンを貼る作業はデータ上で行ってください。
  • トーンの重ね貼りをしない
    アナログ原稿と同様です。異なる二つのトーンが重なり合うことによって模様が発生してしまいます。
  • グレーのベタの上にトーンを貼らない
    こちらもトーンの重ね貼りの場合と同様です。
  • グラデーション効果やトーン濃度を調整しない
    アミ点に影響してしまいます。

以上のことに気を付ければ、ほとんどのモアレ発生を防ぐことができます。


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